イルカと少年を観て

暑い夏の夜には映画です。

この映画はとても面白かったです。


あらすじは、

ある一人の少年が主人公。

引っ込み思案な彼は外で遊ばず友達もいなくて

勉強もできない。おとうさんが小さい頃に亡くなってしまっています。

そんな彼を気遣ってくれる従兄弟。

父さん代わりに可愛がってくれるのです。

彼は水泳選手です。

オリンピックに出るための資金を集めるために軍隊に入ります。

頼れる従兄弟までいなくなり、日常がますます暗くなっていく中。

イルカと出会います。

浜辺に打ち上げられた傷ついたイルカ。

イルカとの出会いで、彼は大きく変わっていきます。

イルカを助け、搬送された病院に忍び込み、そこの人たちと仲良くなって

さらにイルカが良くなるために奮闘します。

イルカの傷は、尾びれの切断という流れに行き着きます。

泳ぐために必要な尾びれがなくなったイルカ。

それでもリハビリを繰り返します。

一方、従兄弟が帰ってくるという知らせが届きます。

帰国の理由は、負傷です。従兄弟は自力では歩けない体になってしまうのです。

従兄弟の帰国を喜び、自分の夢中になっているイルカのことを話すために

主人公の少年は、帰国した従兄弟を訪ねます。

ところが、そこにいる従兄弟は以前のように生き生きとした従兄弟ではなくなっているのです。

義足での歩行を余儀なくされ、泳ぐどころか歩くことすらままらない自分に絶望するのです。

少年はどうすることもできません。ただそんな従兄弟を見てガッカリするのです。

少年は義足のプロに従兄弟を通して出会います。

少年はイルカのためにまた動き出します。イルカのための義足を作ってもらうのです。


こんなところでやめておきます。

この映画の見所は、家族の愛だと思います。

そして重要なメッセージとしては、人はどんな状況でもあきらめちゃいけない。

何かがダメになったらまた新しい何かを見つければ良い。ということだと思います。

また、戦闘シーンは全くありませんが、戦争の愚かさを強く感じる作品です。

大きなポイントとしては、これが全て実話に基づいて作られているということです。

非常に良い作品だったと思います。感動しました。

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